日本の政治家はリーマンショックとか何かあると融資融資って言うのですが
もう、そろそろ融資って何の意味も持たないことをわかってほしいものだなぁと思います。
国を動かす人が高齢なので、世の中の流れについていけないのでしょうねぇ。。。

まぁ、融資ってのはアレなんですよ、劇薬といいますか、超両刃の剣で
調達額の3倍程度の売上に結びつかないと
返済が難しくなって、逆に一気に企業の首を締めることになるんです。

今の日本の様に、間違い無く経済の規模が小さくなっていく
そして増税が進み景気が悪くなっていくことがわかり切っている国で
融資で乗り切れって無理なんですよね。

なぜかと言いますと。

景気が上昇基調で、何か新しいものを作ったり、
設備を増強したり、システム導入して売上を増やす目的ならいいんです。
K
融資ってのは返済義務が発生しますので、融資を調達すれば毎月返済額が増えるわけです。
それを売上がカバーできるならOKなんですね。


しかし、今回のコロナウイルスによる景気ショックには
融資って何言ってんの?って話になるんです。
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その先に、おそらく景気はさらに悪くなることを想定すれば
売上はコロナショック前まで回復しない可能性が高いです。
そう言う場合に融資?
無理でしょ!ってなるんですよね。

今厳しい。それを融資で乗り切れ。
その後回復するならいいですけど、おそらく日本の構造的な問題を見ていますと
難しいのではないかと思います。
そうしますと、融資返済額が上がり、売上は下がったまま。
という状況になると事業の継続が難しくなります。

そして、さらにもう一つの問題は、金融機関が貸すか?という問題ですね。
そもそも論なんですけど。。。
政府:「政府保証の緊急融資をします!最寄りの窓口で相談を!」
金融機関窓口:「業況はわかりました、とりあえず申し込んで下さい、審査に回します」
金融機関窓口:「残念ながら審査でダメになってしまいまして〜」

という流れがオチだろうと思っています。
銀行だって返済できないところにはかさないですよ。
こういう何かあると融資だって言う国の中枢の人たちは、
頭の中はまだバブル時代かな?と思いますね。


そして、現金給付だの、商品券だの、旅行券だ、お肉券とか、コントですか?というレベルですよね。

なんとも。。。
現金給付だと貯蓄に回る!からダメだ!
っていいますけど、そもそも貯蓄に回る理由は、
年金とかそもそも日本という国が信用できねぇからだよ。。。
と思うんですけどねぇ。。。

貯蓄に回ったっていいじゃない。と思いますけどね。
何かあったら「仕事してるフリを全力でする国」じゃなくて
本当に素早く意思決定する国であれば
安心度があがり、景気も少しはよくなるのではないかと思います。