まだまだマスク不足が解消されそうにありません。
そこで登場したのが手作りマスクや布マスク。

率直な疑問ですが、
手作りマスクや布マスクってコロナに有効なのか?
と疑問に思いました。

布マスクでも抗ウイルス、抗バクテリアの特殊生地を使った布マスクとか 
謳っているものもあるんですけど、
本当ですか?と思ってしまいます。
抗ウイルスとか書いたら普通に薬機法(旧薬事法)違反じゃないのかなぁ。。。
と思うこともありまして。。。

 

そもそも布マスクがどの程度ウイルスに対して効果的なのか
データがありませんでした。(ささっと個人的に調べた限りですので、もしかしたらあるかもしれません)

2009年のH1N1パンデミックの時に、ケンブリッジ大学の研究者が疑問を発したそうです。
パンデミックになればN95マスクは在庫切れになる可能性が高い。

そこで行った実験だそうです。
「手作りマスクの効率性に関する考察、インフルエンザパンデミックに対する有効性の検証」

DIY(手作り)布マスクとサージカルマスク(使い捨て不織布マスク)を比較したものらしいです。
マスク1
1ミクロンのパーティクル(粒子)VS 手作り布マスク&サージカルマスク
手作り布マスク69.4%、サージカルマスク96.4% キャッチ


マスク2
0.02ミクロンのパーティクル(粒子)VS 手作りマスク&サージカルマスク
手作り布マスク50.9%、サージカルマスク89.5% キャッチ

出典はこちらから頂きました。
https://smartairfilters.com/en/blog/diy-homemade-mask-protect-virus-coronavirus/


らしいです。
どうなんでしょうか。
私は専門家ではないので、よくわかりませんが
素人ながらに布マスクで大丈夫なのかな、と思うことがあります。
フィルターの目が不織布マスクと比較にならないほど粗いですからねぇ。。。 



ちなみに、結論部分です。

CONCLUSION
 
A protective mask may reduce the likelihood of infection, but it will not eliminate the risk, particularly when a disease has more than 1 route of transmission. Thus any mask, no matter how efficient at filtration or how good the seal, will have minimal effect if it is not used in conjunction with other preventative measures, such as isolation of infected cases, immunization, good respiratory etiquette, and regular hand hygiene. An improvised face mask should be viewed as the last possible alternative if a supply of commercial face masks is not available, irrespective of the disease against which it maybe required for protection. 
Improvised homemade face masks may be used to help protect those who could potentially, for example, be at occupational risk from close or frequent contact with symptomatic patients. However, these masks would provide the wearers little protection from microorganisms from others persons who are infected with respiratory diseases. As a result, we would not recommend the use of homemade face masks as a method of reducing transmission of infection from aerosols.
 
 
保護マスクは感染を低減する可能性はあるが、感染のリスクを取り除くものではない。特にその病気が1つ以上の感染ルートを持つ場合。結果として、どんなにフィルターが効率的であろうと、どんなに正しく密閉してマスクを装着していようと、感染者の隔離や、予防接種、咳エチケット、常に正しい手洗いなどの複数の感染防止措置が行われていなければ、マスクの効果は限定的となる。簡易的に作ったマスク(手作りマスクのことかな?)は最後の最後の代替え手段として評価するべきである。マスクが手に入らない状況では、手作りマスクは有効かもしれない。例えば、仕事上、閉鎖環境にいる、または、複数回感染者と接触をする可能性がある場合など。しかしながら、手作りマスクは着用者を他の感染者が発する微生物(ウイルス等?)から少ししか保護することはできない。実験結果の通り、エアロゾル感染からの防護という目的では、手作りマスクは推奨されないだろう。


飛沫感染の場合どうなんだろう。
微小サイズの飛沫が空気中を漂っているとか何かの記事で見たことがあるのですが、
どうなんですかね。
布マスクは有効なんでしょうか・・・。 
実際よくわかりません。